遺言書Q&A

Q:自宅から遺言書が見つかりましたがどうしたらようですか?
A:まずお手元の遺言書がどれに該当するか見て下さい。それによって手続きは変わってきます。
 1 公正証書遺言
   公証役場で作成されたものです。特に手続きは必要ありません。
   すぐに遺言書の内容どおりの手続を進めることができます。
 2 自筆証書遺言
   故人が自筆で作成したものです。
   この遺言書を裁判所へ持って行き検認という手続きが必要です。
   しかし自筆証書遺言は民法で厳格に要件が定められていますので、
   要件を満たさず遺言書としての効力がないこともあります。
 3 秘密証書遺言
   ケースとしてほとんどないので省略しますが自筆証書遺言と同じように裁判所での検認手続きが必要です。

Q:遺言書が何通も見つかりましたが、どれが有効になりますか?
A:複数の遺言書がある場合で、矛盾する内容がある場合は最新のもの(亡くなった日に近い方)が有効です。
  新しい遺言書で古い遺言書の記載を取り消し(撤回)されたものとみなされるからです。
  内容が矛盾しなければ両方が有効です。

Q:遺言書の内容を見てもいいんでしょうか?
A:公正証書遺言の場合は問題ありません。
  自筆証書遺言の場合で封筒などにのり付けされた遺言書を開封すると罰せられますので注意してください。
  裁判所で開封することのなります。

Q:遺言書がある場合でも、故人の出生から死亡までの戸籍が必要になりますか?
A:相続手続きに必要な戸籍は、故人の死亡のわかる戸籍と相続する相続人の戸籍だけで
  手続きができる場合があります。(提出先へご確認ください。)

Q:遺言書の記載どおりに遺産分割しなければなりませんか?また、記載のない遺産はどうしたらいいですか?
A:遺言書は、故人の最後の意志です。
  生きていれば本来故人が自由に処分ができた財産なので、遺言書がある場合はそれに従うのが原則です。
  ただし相続人全員の合意があればこれと異なる遺産分割をすることも可能です。
  また遺言書に記載のない内容は法定相続分で分割するか、相続人全員の話し合いにより決めることになります。

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